こまっていることから、できることを見つけよう
書くことや読むことで、こまっていることはありませんか。こまりごとが見つかったら、自分でできる工夫と、先生にお願いできることをさがしてみよう。
- ① こまりごとをえらぶ(いくつでもよい)
- ② 自分でできる工夫と、先生にお願いできることから、やってみたいものをえらぶ
- ③ わたしのリストにまとめる → 先生や家の人と話すときに使う
こまりごとがあるのは、なまけているからではありません。やり方を変えれば、できることがたくさんあります。先生や家の人と一緒にやってもよいです。
① こまりごとをえらぶ
どんなときにこまっている? 場面をえらんで、当てはまるものを押そう(いくつでも)。
ほかにも、こまっていること(自分のことばで)
② 工夫とお願い
やってみたいものを押そう。自分でできる工夫 と、先生にお願いできること(授業のとき テストの形 テストを受けるとき)があります。
③ わたしのリスト
話してみたい人
お願いしたいことが決まったら、W6「学びやすさリクエストカード」で、先生にわたすカードを作れます(このリストを「ファイルに保存」して、W6で開けます)。
先生・おうちの人へ
ねらい
書くこと・読むことの困りごとを本人が言葉にし、自分でできる工夫と周りにお願いできる配慮の両方を知るためのツールです。配慮を自分から求める力(セルフアドボカシー)の、最初の一歩になることをねらっています。
このシリーズの「別のルート」とは、手で書く・目で読むことの代わりに使える、別のやり方(代替手段)のことです。
使い方の例
- 本人と一緒に「こまりごと」を選ぶ。先生や保護者が気づいていることも、本人に確かめながら
- 工夫とお願いは、やってみたいものを本人が選ぶ。選んだものをすぐに全部やる必要はありません
- 先生にお願いできることは、3つに分けています:授業のとき(板書のプリント、読み上げの使用、席の配慮など)/テストの形(解答らんを大きく、選んで答える形など)/テストを受けるとき(時間の延長、別室、読み上げ、タブレットで答える、代わりに書いてもらう など)
- 決まったことは、W6「学びやすさリクエストカード」で、本人から先生に伝える形にできます。テストの配慮の話し合いの記録は W7 で
気をつけたいこと
- ここに出てくる工夫と配慮は、例です。何がよいかは、本人・保護者・学校で相談して決めてください。テストでの配慮は、学校の決まりや手続きがあります
- 診断名で分けていません。本人の困り方から考える形にしています
- 選んだ内容は端末に残りません。「ファイルに保存」した内容には、本人が書いたことばも入ります