自立活動を、3年間かけて進路につなげる計画表です
中1から中3までの自立活動を、学年ごと・学期ごとに書きこみます。1年ずつ積み上げたことが、中3の面接の準備や、進学先への引継ぎにつながるようにします。
中1よさ(長所)の発見
好き・得意・夢中を見つける
好き・得意・夢中を見つける
中2あいさつ・身だしなみ
人との関わり・助けを求める練習
人との関わり・助けを求める練習
中3自分のことをまとめる
面接に向けて・入試の準備
面接に向けて・入試の準備
どの学年にも、生活スキル(公共交通に乗る・お金の管理・生活リズム・持ち物の管理)を入れています。学年の割りふりは目安です。本人の様子に合わせて、前の学年のことを続けたり、先のことに早めに取り組んだりしてかまいません。
- 本人のこと:記号と、好き・得意・夢中、こまりやすい場面、本人の願い。
- 中1・中2・中3:学年の目安を見ながら、重点・生活スキル・学期ごとの「ねらい・活動・使うツール・様子」を書きます。
- まとめ:3年間でできるようになったこと。T8「高校への引継ぎシート」に貼りつける文を作れます。
生徒は記号を選びます(名前やイニシャルは使いません)。
書いた内容は、この端末には残りません。続きを書くときは、画面の下の「ファイルに保存」で保存し、次に使うときに「ファイルを開く」で読みこんでください。どこにも送信されません。
書いた内容は、この端末には残りません。続きを書くときは、画面の下の「ファイルに保存」で保存し、次に使うときに「ファイルを開く」で読みこんでください。どこにも送信されません。
本人のこと
計画の出発点です。本人と話しながら書きます。S1・S2 で本人が書いたものがあれば、参考にします。学年が上がったら、書き足したり直したりしてかまいません。
3年間のまとめ
中3の終わりに、本人と一緒にふりかえります。ここに書いたことは、進学先への引継ぎの材料になります。
T8「高校への引継ぎシート」に貼りつける文
学年ごとの重点・ねらいと、このまとめから、文を作ります。コピーして、T8 の「自立活動でしてきたこと」に貼りつけ、渡す先に合わせて直してください。
印刷
- 書いた内容を印刷:書いた計画を、A4の用紙に印刷します。学年ごとに1枚目を分けます。
- 白紙のワークシートを印刷:何も書いていない計画表です。紙に書きこみたいときや、学年ごとにファイルに綴じるときに。
「PDFに保存」を選べば、紙に出さずにファイルにすることもできます(印刷の画面で選びます)。
先生用:このツールについて
ねらい
自立活動を、学年ごとにばらばらに計画するのではなく、3年間の積み上げとして見渡せるようにします。中1で見つけたよさが、中2の人との関わりや助けを求める練習につながり、中3で「自分のことを自分の言葉で言える」ことと、入試・進学の準備につながるようにします。進学先の先生が中学校に期待するのは、学力だけでなく、自分の得意・苦手を自分の言葉で言えることと、助けを求める力です。
大事にしたい考え方
- 得意を8割、苦手を2割くらいで:好き・得意・夢中なことを出発点にします。苦手なことばかりに取り組むと、自信をなくしやすくなります。得意を生かす取り組みを中心にして、苦手なことには少しずつ取り組みます。
- 支えのある場で、失敗してよい:中学校は、うまくいかなくても支えてもらえる場です。失敗を先回りして防ぐだけでなく、うまくいかなかったときに助けを求めて、手助けを得た体験を、その場で本人と一緒にふりかえります。「何がこまった?」「だれに、どう伝えた?」「何が助けになった?」を言葉にしておくことが、進学先で自分から助けを求める力の土台になります。
- 自分を知ることは、完成をめざすものではない:中学校のうちに自己理解を仕上げることを目標にはしません。気づきを少しずつ積み上げ、進学してからも、つまずきや助けを得た経験を通して育っていきます。
- 生活スキルも学年ごとに:進学先では、通学(公共交通)・お金の管理・生活リズム・持ち物の管理が、学校生活を続ける支えになります。各学年で少しずつ取り組みます。家庭と分担するときは、家庭の負担が大きくならないようにします。
使い方の例
- 中1のはじめ:S1「好き・得意・夢中マップ」・S2「わたしのこまり方と手助け」を使いながら、「本人のこと」を本人と書く。1年の重点を決める。
- 学期ごと:学期のはじめに「ねらい・活動・使うツール」を書き、学期の終わりに「様子」を書く(本人の言葉もそのまま)。
- 学年の終わり:「ふりかえり」と「次の学年へ」を書いて、ファイルに保存する。担任が替わるときの引継ぎにも使えます。
- 中3:「まとめ」を書き、T8「高校への引継ぎシート」の「自立活動でしてきたこと」に写す。面接の準備には S5「面接練習カード」を使う。
- 紙で使うとき:白紙のワークシートを学年ごとに印刷して、ファイルに綴じていく。
気をつけたいこと
- このツールは下書きです。個別の指導計画は、学校の正式な様式ときまりに従って作成・保管してください。
- ねらいは、本人と話して決めます。本人が「やってみたい」と思えることから始めます。
- 学年の割りふりは目安です。前の学年のことを続けても、先のことに早めに取り組んでもかまいません。
- 生徒は記号を選び、名前やイニシャルは使いません。端末の使い方、ファイルの保存・受け渡し・廃棄は、学校の情報セキュリティのきまりに従ってください。
- 入試のしかた・面接のある・なし・時期は、地域や学校によってちがいます。中3の計画は、地域の入学者選抜の要項(都道府県の教育委員会のホームページ)や学校説明会で確かめてから立ててください。
ご意見・使ってみた感想は、わくわくのお問い合わせからお寄せください。