高校などでの支援と、入試での配慮の基本をまとめました
高校で受けられる支援の実際は、中学校からは見えにくいものです。入試のときの配慮、入学したあとの支援、高校で困りやすいことと中学校でしておけること、高校への問い合わせの考え方を、全国に共通する基本にしぼってまとめています。
- 入試のときの配慮:配慮の例と、申し出のしかた。中学校でしておけること。
- 入学後の支援:相談できる先生、ほっとできる部屋、高校の通級による指導、定時制・通信制の個別の対応。
- 高校で困りやすいこと:課題の量・欠席と進級・自分で解決する場面・教室の外の居場所・通学と、中学校でしておけること。
- 問い合わせの考え方:「早く問い合わせると選択肢がせばまるのでは」という心配への考え方と、説明会での聞き方の例。
- 地域のメモ:住んでいる地域の、配慮の申し出の手続きや時期を書きとめます(任意)。
配慮の申し出の手続き・時期・受けられる内容は、地域や学校によってちがいます。都道府県の教育委員会のホームページ(入学者選抜の要項)で確かめ、「地域のメモ」に書いておくと、次の年にも使えます。
書いた内容は、この端末には残りません。続きを書くときは、画面の下の「ファイルに保存」で保存し、次に使うときに「ファイルを開く」で読みこんでください。どこにも送信されません。
地域のメモ
住んでいる地域の要項や、校内の決まりで確かめたことを書きとめます。全部を埋めなくてかまいません。要項は毎年変わることがあるので、確かめた資料の名前と年度も書いておきましょう。
生徒の名前や、個別の生徒のことは書きません(地域・校内のしくみのメモです)。
読むところを印刷
えらんだところを、A4の用紙に印刷します(メモに書いた内容は入りません)。
地域のメモを印刷
- 書いた内容を印刷:地域のメモに書いた内容を印刷します。
- 白紙のワークシートを印刷:何も書いていないメモの用紙を印刷します。紙に手で書きたいときに。
「PDFに保存」を選べば、紙に出さずにファイルにすることもできます(印刷の画面で選びます)。
先生用:このツールについて
ねらい
中学校からは見えにくい高校の支援の実際と、入試での配慮の基本を知り、生徒・保護者への説明や、学校見学での確かめ方に生かせるようにします。地域によってちがう手続きは、先生が確かめて書きとめておけるようにします。
使い方の例
- 中3の春、要項が出たら:「地域のメモ」に、配慮の申し出の手続き・時期・必要な書類を書きとめ、校内で共有する。
- 学校見学の前に:「問い合わせの考え方」の聞き方の例を、生徒・保護者と見ておく。
- 保護者面談で:「入試のときの配慮」「入学後の支援」を印刷して一緒に見る。配慮のしくみを知らない保護者や、配慮を求めることに迷いのある保護者への説明に。
- 中1・中2から:「高校で困りやすいこと」をもとに、自立活動や日々の指導で何を積み上げるかを考える。
気をつけたいこと
- 配慮の申し出の手続き・時期・必要な書類・受けられる内容は、地域や学校によってちがいます。かならず、その年度の要項で確かめてください。
- 高校の通級による指導を実施している学校は限られています。受けられるかどうかを、生徒・保護者に早めに伝えてください。
- 個別の生徒のことを高校に伝えるときは、本人・保護者の同意を得て、校内で決めた窓口から伝えます。
- 支援があるかどうかだけで学校を選ぶのではなく、学科で学ぶこと・通学・本人の希望とあわせて考えます。進路を決めるのは本人と保護者です。
- 困らないように先回りして支えすぎると、本人が自分で決めたり、助けを求めたりする経験が減ることがあります。支えのある場で、少しずつ任せていくことも大切にします。
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