小学校の高学年から高校入学まで、「いつ・何をするか」の目安です
進路指導は、中学3年になってから始めると時間が足りなくなりがちです。先生・本人・保護者のそれぞれが、どの時期に何をしておくとよいかを、学年ごとにまとめました。
- いつ・何をするか:小5・小6から、合格後・入学後まで。先生・本人・保護者の分担で見られます。
- 自立活動の積み上げ:1年から3年まで、自立活動で何を積み上げると進路につながるか。
- わが校のカレンダー:自分の学校・地域の日程を、月ごとに書きこみます。その年度のカレンダーとして使えます。
時期は、地域・学校によってちがいます。入試の回数や日程、出願の前の相談、入試での配慮の申し出の時期などは、都道府県の教育委員会のホームページ(入学者選抜の要項・日程)や、各学校の案内で確かめてください。ここに書いた時期は、あくまで目安です。
書いた内容は、この端末には残りません。続きを書くときは、画面の下の「ファイルに保存」で保存し、次に使うときに「ファイルを開く」で読みこんでください。どこにも送信されません。紙に書きたいときは、「印刷」から白紙のカレンダーを印刷できます。
いつ・何をするか(目安)
見たい人をえらぶと、その人のすることだけを表示します。時期は地域・学校によってちがいます。
自立活動の積み上げ(学年ごと)
進路につながる力は、中3の面接練習だけで育つものではありません。自立活動の時間に、学年ごとに少しずつ積み上げていく例です。
1年 よさの発見
- 好きなこと・得意なこと・夢中になれることを見つける
- うまくいった場面をふりかえり、「何が助けになったか」に気づく
- 得意なことを多めに、苦手なことは少しずつ取り組む
2年 あいさつ・身だしなみ
- 知らない人へのあいさつ、ことばづかい
- 場に合った身だしなみ
- 見学・体験の場で、自分から質問してみる
3年 面接に向けてまとめる
- 自分の得意なこと・苦手なこと・してほしい手助けを、自分の言葉で言えるようにする
- 1年・2年でためてきた気づきを、面接の答えにまとめる
- 見学・体験入学のふりかえりを、志望の理由につなげる
3年間を通して
- 助けを求める練習:支えのある場で、困ったときに「手伝ってください」と言えた体験をつみ、言えたことを本人に伝える。
- 生活のスキル:公共交通の使い方、お金の管理、生活のリズム。高校生活を続けるうえで大切になります。
- 自分のこまり方を知る:障害名ではなく、「どんな場面でこまりやすいか」「何があるとやりやすいか」の言葉で。
自分を知ることは、中学校の間に完成するものではありません。進学したあと、つまずいたときに助けを求めながら育っていきます。「完成させる」ことよりも、気づきを積み上げることを大切にしてください。
学年ごとの具体的な計画は「T9 自立活動3年間プランナー」で立てられます。
わが校のカレンダー
自分の学校と地域の日程を、月ごとに書きこみます。全部を埋めなくてかまいません。書いたら、画面の下の「ファイルに保存」を押してください(この端末には残りません)。
月ごとの欄には、地域の日程と自校の予定を書きこみます。時期の目安は「いつ・何をするか」を見てください。
印刷
- 書いた内容を印刷:わが校のカレンダーに書いた内容を、A4の用紙に印刷します。学年会や引継ぎに。
- 白紙のカレンダーを印刷:月ごとの欄が空いたカレンダーを印刷します。紙に手で書きこみたいときに。
- 目安の表を印刷:「いつ・何をするか」の目安を、先生・本人・保護者の分担つきで印刷します。校内の研修や、保護者への説明の準備に。
「PDFに保存」を選べば、紙に出さずにファイルにすることもできます(印刷の画面で選びます)。
先生用:このツールについて
ねらい
中3を担任して初めて進路の事務の流れを知る、ということが起こりがちです。小5・小6から合格後までの「いつ・何をするか」の見通しを早めに持ち、自分の学校と地域の日程を書きこんで、その年度の進路指導のカレンダーとして使えるようにします。
使い方の例
- 年度のはじめに:その年度の入学者選抜の要項・日程を確かめ、「わが校のカレンダー」に書きこむ。ファイルに保存しておけば、次の年度に開いて書きかえられます。
- 学年会・校内の研修で:「目安の表」を印刷して、中1・中2の担任とも見通しを共有する。評定のつけ方を保護者に伝える時期、見学を始める時期をそろえる。
- 中1・中2の保護者面談の前に:「保護者」だけを表示して、その時期に伝えたいことを確かめる。
- 担任が替わるときに:書いたカレンダーを印刷して、引継ぎの資料にそえる。
気をつけたいこと
- 時期の目安は全国共通のものではありません。入試の回数・日程、出願の前の相談、入試での配慮の申し出の時期は、都道府県の要項で必ず確かめてください。
- 高校の合理的配慮について、早い時期から高校に問い合わせることには、本人・保護者が心配を感じることもあります。いつ・何を・どこまで伝えるかは、本人・保護者とよく話し合って決めてください。
- 進学先を決めるのは本人と保護者です。カレンダーは、判断の材料をそろえる時期を見通すためのものです。
- 特別支援学級の中に、高校をめざす生徒と特別支援学校の高等部などをめざす生徒がいるときは、日程と準備がちがいます。カレンダーの「やること」に、それぞれ書き分けておくと見通しやすくなります。
- 書いた内容は端末に残りません。生徒の名前は書かず、学校の日程と予定だけを書いてください。
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