できごとを、順番にふりかえろう
言い合いになった。気持ちがくずれてしまった。そんなできごとのあと、落ち着いてから使います。だれかを責めるためのものではありません。質問に順番に答えていくと、できごとの流れ図ができます。流れ図を見ながら、次にできることを先生と一緒に考えます。
- 1つの画面に、質問は1つです。選ぶだけでも大丈夫です。答えたくない質問は、とばしてかまいません。
- 「どうして?」は、いちばん最後に聞きます。書かなくてもかまいません。
- 相手の名前は書きません。「友だち」「先生」のように、関係だけを選びます。
- 記録は日付つきで残ります。何回か続けると、よく出てくるきっかけや気持ちが見えてきます。
入力したことは、この端末のブラウザにだけ保存されます。どこにも送られません。
★まだ気持ちが落ち着いていないときは、先に休みましょう。けがをしたとき、自分や人を傷つけてしまいそうなときは、すぐに近くの先生や大人に伝えてください。
★まだ気持ちが落ち着いていないときは、先に休みましょう。けがをしたとき、自分や人を傷つけてしまいそうなときは、すぐに近くの先生や大人に伝えてください。
★みんなで使う端末(学校の共用のタブレットやパソコンなど)では、「この端末に残す」のチェックを外して使ってください。次に使う人に、書いた内容が見えないようにするためです。チェックは開くたびに付いた状態にもどるので、そのつど外します。外し忘れたときは、使い終わったあとに「すべて消す」で消してください。
先生用
このツールのねらい
- トラブルの直後に「なぜそうしたの?」と聞かれると、生徒は責められていると感じて、だまってしまったり、さらに気持ちが高ぶったりすることがあります。
- このシートでは、事実 → 気持ち → 行動 → 結果の順に、選択肢を選びながら整理します。「なぜ」はいちばん最後に置き、書かなくてもよいことにしています。
- 流れ図にすることで、本人が自分のできごとを少し離れたところから眺められるようにし、次にできることを本人と一緒に考えます。結果の画面には、必ず「うまくできたこと」を1つ以上出します。
使い方の例
- 落ち着いてから使います。その日のうちでなくてかまいません。
- 先生が隣に座り、画面を一緒に見ながら選びます。選ぶのは本人です。先生は、言葉が出にくいときに候補を読み上げる程度にします。
- 流れ図を見ながら、「次は」を一緒に決めます。B2「相談・休憩サインカード」とつなげて、離れる場所や合図を前もって決めておくこともできます。
- 記録がたまったら「これまでの記録」で、くり返し出てくるきっかけ・気持ち・時間帯を見ます。くり返しが見えたら、予定の伝え方・座席・休める場所など、環境の調整を検討します。
- 反省文の代わりにしないでください。書かせること自体が目的ではありません。
- 相手の生徒の名前や情報は書きません。関係だけを選ぶつくりにしています。メモ欄にも書かないようにしてください。
- 保護者に見せるかどうか、どこまで見せるかは、本人と相談して決めてください。記録は本人のものです。
- けが・暴力・いじめ・自傷など、安全にかかわることは、このシートだけで扱わず、学校の体制(管理職・生徒指導・養護教諭・スクールカウンセラーなど)で対応してください。