いま何をする時間か、あとどれくらいかを映します
教室の大型モニターやプロジェクターに映して、クラス全員で見るためのツールです(先生が操作します)。授業の流れをステップに分け、「いまは聞く時間」「いまは書く時間」を色とマークと文字で大きく示し、残り時間を数字と減っていく帯で見せます。
- 流れを作る:授業名・めあて・ステップ(すること・内容の一言・分数)を入れます。よく使う形はテンプレートから選べます。名前を付けて保存し、次の授業で呼び出せます。
- 映す:「映す(全画面)」を押すと画面いっぱいに出ます。下に流れ全体、その上に「次は◯◯」の予告が出ます。授業中に要点メモを3つまで書き足せます。
- 次回の予告:授業の終わりに「次回は◯◯/持ち物」を映します。
映し方とキー操作
パソコンをモニターやプロジェクターにつなぎ、このファイルをブラウザで開いて「映す(全画面)」を押します。映しているあいだは、キーボードでも画面の下のボタンでも操作できます。
- →(右矢印):次のステップへ(最後のあとは「次回の予告」)
- ←(左矢印):前のステップへ
- スペース:タイマーを始める・とめる
- Esc:映すのをやめる(いまの位置は残るので「続きから映す」でもどれます)
終わりの30秒前と時間になったときに、画面の色がそっと変わります。音は、初めは鳴らない設定です(「流れを作る」で変えられます)。時間になっても自動では進みません。進めるのは先生です。
入力したことは、この端末のブラウザにだけ保存されます。どこにも送られません。
★みんなで使う端末(学校の共用のタブレットやパソコンなど)では、「この端末に残す」のチェックを外して使ってください。次に使う人に、書いた内容が見えないようにするためです。チェックは開くたびに付いた状態にもどるので、そのつど外します。外し忘れたときは、使い終わったあとに「すべて消す」で消してください。
先生用
このツールのねらい
- いま何をする時間か、あとどれくらいかが目に見えると、生徒は見通しをもてて安心し、次の活動への切り替えがしやすくなります。
- 耳で聞いた指示は、すぐに消えてしまいます。画面に残しておくと、聞きのがした生徒や、途中で集中が切れた生徒も、自分で見て追いつけます。
- 特定の生徒のための支援ではなく、クラスの全員にわかりやすい授業の形です(授業のユニバーサルデザイン)。だれか一人のためと見えないので、使う側も見る側も気をつかわずにすみます。
使い方の例
- 授業のはじめに、流れ全体を見せる。めあてと、今日は何をどの順でするかを1分ほどで伝えてから始めます。
- 聞きながら写す場面を作らない。「聞く」と「書く・写す」を別のステップに分けます。聞く時間は前を見る、書く時間は手を動かす、と1つずつにすると、どちらもしやすくなります。
- 質問タイムを流れに入れておく。手をあげて聞くのが苦手な生徒も、「いまは聞いてよい時間」と決まっていると聞きやすくなります。
- 大事なことは、話しながら要点メモに書き足して、画面に残します。
- 授業の終わりに次回の予告を映し、次は何をするか・何を持ってくるかを伝えます。
留意点
- 予定どおりに進まなくてかまいません。時間になっても自動では次へ進みません。必要なら「+1分」で延ばしたり、ステップを飛ばしたりしてください。
- タイマーは「急がせる」ためではなく、見通しをもつためのものです。時間に追われる感じが強い生徒がいるときは、色の変化や音を切ってください。
- 音は初めは鳴らない設定です。音に敏感な生徒がいるクラスでは、鳴らさないままにしてください。
- 色だけでなく、マークと文字でも「いまは何の時間か」が分かるようにしています。色の見え方がちがう生徒にも伝わります。