自分の感覚を知って、過ごしやすくする工夫を見つけよう
音・光・におい・肌ざわりなどの感じ方は、人によって大きくちがいます。ほかの人が気にならないことがとてもつらいこともあれば、その反対もあります。それは、わがままではありません。このツールでは、自分の感覚の「苦手」と「好き」を書き出し、対処のしかたを選んで、周りの人に渡せる説明カードを作ります。
- 8つの感覚について、場面ごとに「とても苦手/少し苦手/平気」で答えます。わからないところは、飛ばしてかまいません。
- 好きな感覚・落ち着く感覚も選びます。ほっとできることも、大事な手がかりです。
- 苦手なことには、4つの型から対処を選びます(原因を取りのぞく・減らす/道具を使う/前もって知らせてもらう/場所を変える・休む)。
- できた説明カードをだれに見せるかは、自分で決めます。
入力したことは、この端末のブラウザにだけ保存されます。どこにも送られません。
これは診断や判定ではありません。いまの自分の感じ方を書き出すものです。急に体調が悪くなったときは、すぐ近くの先生や保健室に伝えてください。
これは診断や判定ではありません。いまの自分の感じ方を書き出すものです。急に体調が悪くなったときは、すぐ近くの先生や保健室に伝えてください。
★みんなで使う端末(学校の共用のタブレットやパソコンなど)では、「この端末に残す」のチェックを外して使ってください。次に使う人に、書いた内容が見えないようにするためです。チェックは開くたびに付いた状態にもどるので、そのつど外します。外し忘れたときは、使い終わったあとに「すべて消す」で消してください。
わたしの感覚プロフィール
点数ではありません。答えたことを並べた図です。左に苦手、右に好き・落ち着くものを並べています。
とても苦手少し苦手好き・落ち着く
周りに渡す説明カード
見せる相手を選ぶと、言い方が少し変わります。
カードを使うときのコツ
- 渡す前に、だれに見せるかを自分で決めます。全部の人に見せる必要はありません。
- 渡すだけでなく、一番困っていることを1つ、口でも伝えます。
- 道具を学校で使いたいときは、先生と相談して使い方を決めます。
- 試してみて合わなかったら、また見直してかまいません。定期考査や行事の前に見直すのがおすすめです。
先生用
ねらい
- 音・光・におい・肌ざわりなどの感じ方は、人によって大きく違います。周りの人には小さな刺激でも、本人にはとてもつらいことがあり、それはわがままや甘えではありません。反対に、刺激に気づきにくい生徒もいます。
- 本人が自分の感覚を言葉にし、席の位置・事前の予告・道具の使用・休む場所などを自分から相談できるようにします。できた説明カードは、合理的配慮について話し合うときの材料になります。
- 苦手だけで終わらないよう、好きな感覚・落ち着く方法を必ず組にしています。対処は「原因を取りのぞく・減らす/道具を使う/前もって知らせてもらう/場所を変える・休む」の4つの型で整理し、「周りにたのむこと」と「自分でできること」を分けて示します。
使い方の例
- 面談で、本人と一緒に答えます。具体的な場面を思い出しながら話すと、本人も気づいていなかった苦手や、うまくいっている工夫が見つかります。
- 説明カードを、担任・教科の先生・部活の顧問などと共有するかどうか、だれと共有するかは、本人と決めます。相手を選ぶと、カードの言い方が少し変わります。
- 定期考査や行事(体育祭・修学旅行・避難訓練など)の前に見直し、テスト会場の席、予告のしかた、休む場所などを確かめます。
- 「場所を変える・休む」を選んだ生徒には、「相談・休憩サインカード(B2)」と組み合わせて、言葉にしなくても伝えられる方法を一緒に決めることができます。
我慢して慣れることを求めないでください。「みんなも我慢している」は、本人のつらさを見えにくくします。イヤーマフなどの道具の使用は、学校として検討し、使う場面や伝え方を本人と話し合って決めます(カードに書いたことが、そのまま約束になるわけではありません)。このツールは判定ではありません。答えは、そのときの体調や環境で変わります。カードは本人のものです。本人の了解なく、ほかの人に見せたり渡したりしないでください。